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2005.05.01

「不労所得」という言葉

「不労所得」。この言葉、とても違和感があったんですよ。だって、働かないでお金が稼げる訳が無いじゃないですか。

不動産投資&賃貸業が不労所得と思っている大家さんをチラホラ見かけますが、それは嘘です。不動産投資をする前に経営計画書を作ったり、融資の審査で書類をそろえたり、不動産会社から情報を得たり。不動産を持てば、税務申告、物件・店子さんのケア色々やることはあります。仕事をして無いなんてことはありえません。

「不労所得」という言葉が最初に出てきたのが、金持ち父さん貧乏父さんの日本語訳本だったと思います。では、英語では何と書いてあるでしょうか?

不労所得 = Passive Income

です。やっと原文の単語をみつけましたよ。次のウェブにありました。

 →こちらをクリック Passive Income

なるほどね。

辞書(http://www.alc.co.jp/)で調べると、「受動的所得{じゅどう てき しょとく}」です。

不労所得ではないですよ。

確かに賃貸業は会社員のように、朝から晩まで時間を拘束されることはありません。楽と言えば楽だし、自由な時間を他の事に使えます。ですが、まったく働かなければ、物件はどんどんボロくなり、賃料を下げることになったり、空室になったりすることもあります。

ほったらかし大家さん、少しは働きましょうね。投資出来るのは自分のお金か時間。もし、自分が働いてないとすれば、知らないうちにお金を使っていることになります。お金に余裕がある大家さんはそれでもいいかもしれませんが、成功している大家さんほど、自分の時間もお金も両輪で使っているように思います。

 ↓ もし、何をどうすればいいのかわからない時は、次の対談CDを聴かれることをお勧めします。

 「スーパー兼業大家」西山雄一&「カリスマサラリーマン大家」コテツの対談CD

02:49 PM | 固定リンク

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コメント

金持ち父さん貧乏父さんシリーズが伝えたいことは、自身の労働により対価を得るEmployed,Self-employedでは著者の定義する金持ちにはなれず、自身が労働を停止しても収入を得ることが出来るBusiness owner, Investorにならなければ、著者の定義する金持ち、即ち、Passive incomeがexpenseを越える状況にはなれない、と言うことだと理解しています。

Passive incomeは、自身の労働の対価ではないわけですから、その意味において、”不労所得”という翻訳は適切です。

しかしながら、言葉は作られたときから一人を歩き始め、”不労所得”とすると、”働かないでお金が稼げる”と誤解されてしまうのはご指摘のとおりでしょう。

一方、”受動的所得”と翻訳すると、著者が伝えたかったことが伝わったかというと、私は疑問に思います。なぜなら、著者は、自身が労働を停止しても収入を得ることが出来、かつそれが支出を上回るように努力、即ち能動的になりなさい、と言いたかったはずで、ここでいうところの”能動”とは、”受動的所得”で言うところの”受動”に対する語としてはベクトルの向きが全く異なるためです。

もちろん、”不労所得”と訳すると、”働かないでお金が稼げる”と理解され、センセーションを呼ぶであろう事を期待したことも大きいのでしょうが。


或いは、”不労所得”という言葉自体が法律なりで定められた用語なのかもしれません。何方か詳しい方にご教授頂ければ幸いです。


なお、私は金持ち父さん貧乏父さんシリーズは日本語訳しか読んでいませんが、"Passive income"という言葉を覚えていたので、日本語訳にもPassive incomeという注釈があったのだろうと思います。手元に本がありませんので確認できませんが。

投稿者: y (Apr 30, 2005, 2:13:48 AM)

コメントありがとうございます。

>もちろん、”不労所得”と訳すると、”働かないでお金が稼げる”と理解され、センセーションを呼ぶであろう事を期待したことも大きいのでしょうが。

商業出版は売れてなんぼですから、仕方がありませんが、この「不労所得」という言葉が一人歩きしていることを心配しています。

私も意図的にこの記事を書いています。
「不労所得」という言葉を鵜呑みにして、安易に不動産投資をする方があまりにも多く、買ってから苦しんでる方が最近増えてきているように思います。

大きな投資ですから、判断を誤るとその分、影響が大きい。リカバーするのに大変な時間がかかります。この点を忘れないようにして欲しいものです。

投稿者: ケン (Apr 30, 2005, 6:46:08 AM)

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